実験心理学が見つけた超効率的勉強法

  

1タイトル9問制限&穴埋め形式テスト

実験心理学が見つけた 超効率的勉強法: ~復習はすぐやるな! 思い込みで点数アップ!

実験心理学が見つけた 超効率的勉強法: ~復習はすぐやるな! 思い込みで点数アップ!~

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竹内 龍人 誠文堂新光社 2014-03-20

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書籍紹介

アドバイスはすべて学生で実験済み。すぐに結果を出したい人に実験で裏付けされた超効率的な勉強法をお届けします。「テクニック編」では復習のタイミングや学習する順番など、誰もが知りたい具体的な勉強テクニックを紹介。「メンタル編」では、本番を迎えるために欠かせないメンタルコントロールの極意が満載です。

テスト

Part1 テクニック編 復習の技術

1. 学習の理論からいえば、忘れないためには、何より「〇〇」が重要です。では、学習したら「◇◇」に「〇〇」した方がよい？実は、「◇◇」に「〇〇」すると勉強しすぎたことになり、結果として効果が「△△」のです。「勉強しすぎること」の正体は、専門用語でいう「●●学習」です。ある学習課題が十分に理解できた「◇◇」あとに、「◆◆」か、あるいはよく「▲▲」課題の学習を「××」行うことを「●●学習」と呼びます。
   < p13, p14 >

2. この実験では、「〇〇学習」をするグループは、「〇〇学習」をしないグループより４倍も多く練習問題を解きました。 その努力の結果は、１週間後のテストにははっきりと表れました。ところが「◇◇」後にテストを行ったところ、なんと「〇〇学習」の効果はきれいに消えてなくなってしまったのです。この結果から、「〇〇学習」したグループの方が忘れる「△△」が速いともいえます。受験勉強のように「●●間」記憶することが重要な場合、「〇〇学習」は「◆◆的」ではないようです。2006年に同じ研究グループが行った実験から、「▲▲」の問題を解く場合にも「〇〇学習」に限界があることがわかりました。
   < p15, p16, p17 >

3. この結果で最も重要な点は、テストの得点は間隔１が「〇〇」につれよくなり。そしてあるときを境にだんだん低くなる、ということです。間隔２が３５日のとき、その傾向がよりはっきりと出ています。ある適切な「◇◇」を空けて「△△」を行うことを「●●学習」と呼びます。この学習方法でテストの成績が向上することを、専門用語では「◆◆効果」と呼びます。
   < p20, p21 >

4. テストの得点が一番高くなるベストな「〇〇」のタイミングはいつでしょうか？その答えは、よい得点が得られる「間隔1」と「間隔２」は互いに「◇◇」し合っている、ということです。つまり、「〇〇」とテストの間隔が変われば、学習と「〇〇」との間隔（間隔１）も変わります。結果のグラフから、間隔１と間隔２の割合を「△△」程度にするとよいことがわかります。結果のグラフからもう一つ重要なことが読み取れます。それはたとえ「●●」なタイミングを逃したとしても、「〇〇」の効果はとても「◆◆」ということです。テストが「〇〇」から３５日後に行われる場合、学習から約１０日後の「〇〇」最も効果的です。しかし、たとえ２０日後に「〇〇」してもそれなりに高い点数がとれるのです。これが「▲▲効果」です。
   < p22 >

5. 24ページの実験３を見てください。この実験では、復習の間隔を「〇〇に◇◇」のと「△△」にするのとではどちらがよいか、それを比較しています。ポイントは、最後の復習から最終テストまでの間隔を変えたことです。最終テストまでの時間が「●●」ときは、「〇〇に間隔を◇◇方法」の方が効果的でした。ところが、最終テストを「◆◆」後に行ったところ、「復習の間隔を●●にする方法」の方がより効果的、つまり最終テストで高い点がとれることがわかったのです。「〇〇に間隔を◇◇復習方法よりも、●●な間隔で復習する方が、▲▲間覚えていられる」、これが結論です。
   < p23, p24, p25 >

6. なぜ「〇〇」に復習する方がよいのでしょうか？実は、「◇◇」の復習のタイミングが鍵だったのです。学習から「◇◇」の復習までの期間を見ると「復習を〇〇にする方法」の方が「徐々に間隔を延ばす方法」よりも「△△」なっている。学習後「●●」に復習する「◆◆学習」は直近のテストには効果があっても、入学試験や資格試験のような、かなり「▲▲」に行われるようなテストには効果がありません。「徐々に間隔を延ばす方法」ではこの「◆◆学習」を行っていたために、最終テストまでの時間が延びたときにその効果が「××」、というわけなのです。
   < p25 >

7. ここで前ページまでに紹介した「しばらく間を空けてから〇〇するとよい」という「◇◇効果」をふりかえってみましょう。暗記カードもこの法則が当てはまるとすれば、一度に勉強する暗記カードの枚数は「△△」方がよいということになります。なぜならば、枚数の「△△」カードを繰り返し勉強する場合は、あるカードに出会う「●●」が長くなるからです。この実験から、参加者は一度に5枚のカードを覚える方がテストでよい点が取れる、と「◆◆」したことがわかりました。ところが実際にテストを行ったところ、一度に20枚のカードを勉強した方がテストの点数が高くなりました。この実験は、「間を空けるとよい」という「◇◇効果」が暗記カードにも当てはまることを教えてくれました。もう一つ重要な点は、「◇◇効果」は「▲▲的」ではない、ということです。「▲▲的」ではないからこそ、こういった実験結果を参考にして、「◇◇効果」を試してみましょう。
   < p29, p30, p31 >

8. 前ページまでに勧めた「〇〇学習」に対して、学習「◇◇」に復習を行う学習方法を「△△学習」と呼びます。実は、「△△学習」がちゃんと役に立つ場合もあるのです。それは、勉強した内容をまだ十分に「●●」してない、あるいはしっかり「◆◆」と感じたとき、こんなときは、学習後「▲▲」に復習すべきです。
   < p33 >

9. 実験の結果、自分で「〇〇」を「◇◇」と「△△効果」がしっかり表れ、テストの点数がよくなりました。ところが自分の「●●」とは反対の「〇〇」を行うと「△△学習」の効果が全く消えてしまったのです。この結果から、何をどう復習するかは自分で「◇◇」のがよいということがわかりました。最後に、なぜ「△△学習」が効果的なのか、その理由を説明しましょう。どんな事柄であっても、それが勉強に限らずスポーツのワザでも日常のことであっても、脳に「◆◆」されるためには「▲▲」がかかるのです。ですから、Aを覚えた直後にAに関する復習を繰り返しても、しっかり「◆◆」されたことにはならないのです。それよりも、Aをしっかり「◆◆」するために脳が「××に」働いているとき、つまりAを覚えた数日後にAの復習するのが効果的です。なぜなら、その復習は脳の「××な」働きを助けることになり、結果として、よりしっかりした「◆◆」ができあがるからです。
   < p34, p35, p36, p37 >

復習リマインダー

　　江本 健吾

Part1 テクニック編 復習の技術 - まとめ

1. 入学試験などのためにできるだけ「〇〇」記憶しておきたい場合、「習ったら◇◇に復習」は効率的ではない。
   < p17 >

2. 学習後、「〇〇」たってから復習する「◇◇学習」が一番効果的。
   < p26 >

3. 「最初の〇〇から最初の◇◇まで」の間隔と「最初の◇◇から△△まで」の間隔の割合は「●●」がベスト。二回目以降の復習は、テストまで「◆◆」に行えばいい。
   < p26 >

4. 「〇〇効果」は「◇◇」に反している。だからこそ積極的に取り入れてみよう。
   < p31 >

5. 「〇〇」に勉強する暗記カードの枚数は恐れずに「◇◇」！
   < p31 >

6. 基本は「〇〇学習」。しかし時には「〇〇学習」と「◇◇学習」を使い分けよう。よく「△△」場合には、すぐに復習する「◇◇学習」が効果的だ。使い分けの判断は、「●●」でするのが一番正確。
   < p37 >

復習リマインダー

　　菅野 真希子

Part1 テクニック編 テストの技術

1. もしテストが「〇〇」を試す意味しかないのであれば、当然のことながら、テストを受けること自体に「〇〇」を上げるチカラはありません。ところがなんと最近の研究から、テストを受けるだけで「〇〇」が上がることがわかってきました。しかもテストを効率的に行うと、全体の「◇◇」を減らす一方で高得点を上げることができる、というのです。
   < p41 >

2. つまり、再学習よりも再「〇〇」に時間を使った方が、「◇◇」時間を勉強するのであれば得点はずっと高くなるのです。この結果は、教科書や参考書を「△△」だけではほとんど「●●」に残らない、ということを意味します。「〇〇」を利用して自分で「◆◆」をする復習方法こそが、効率的かつ効果的な方法なのです。事前に小「〇〇」を受けるだけで、本番の「〇〇」の得点が上がってしまうという不思議な効果は、専門用語で「〇〇効果」と呼ばれています。
   < p45 >

3. 「〇〇」の効果は古くから知られており、ギリシャの哲学者アリストテレスは、「◇◇し△△すことにより●●力が強まるのだ」と指摘しています。現在では、小「〇〇」による復習を「◇◇す」ことにより、蓄えられた「●●」が「△△しやすい」形に「◆◆」されるのではないかと考えられています。「〇〇形式」の勉強法は、覚えた事柄を「●●」の貯蔵庫から出しやすくしているのです。事前にはちゃんと覚えていたはずなのに試験本番ではそれが「△△せず」、試験が終わったその帰り道に「△△して」くやしかった、といった経験はありませんか？こんな経験は、実は不思議なことではありません。覚えることと「△△す」ことは、脳にとって「▲▲」だからです。
   < p45, p46 >

4. では、復習のための小テストは何回行えばいいのでしょうか？小テストを繰り返す場合、その間隔はどれくらい空ければ効果的でしょうか？実験の結果、小テストの間隔が６分、つまり「〇〇」方が最終テストの結果がよいことがわかりました。驚いたことに、小テストの間隔が１分の時は、最終テストはほぼ「◇◇」点になってしまいました。小テストを各単語につき１０回正解するまで行うといった条件が同じでも、小テストの間隔が１分と６分では、最終的な結果は大違いなのです。また、小テストで「△△」程度正解すれば、それ以上テストを行っても、最終テストに対しては「●●」がわかりました。
   < p46, p47, p48, p49 >

5. テスト効果では、しばしば二つの疑問が浮かび上がります。一つ目は、「テスト効果はどれくらい長持ちするの？」というもの。二つ目は、小テストをどのように受けたらよいか、ということについてです。例えば英単語の意味や世界史の事柄、数学の公式などを記憶する場合、それを実際に書いてみたり、口に出してみたりすることが重要でしょうか？さっそく実験結果を見ていきましょう。小テストの効果は、最終テストを5分後に行った場合はほとんどありませんでした。グラフを見ると、「小テストあり群」と「小テストなし群」で最終テストの結果が変わっていません。これは、勉強したあと「〇〇」に復習するという「◇◇学習」の効果がないことを意味します。たとえ小テスト形式で復習したとしても、やはり「〇〇」の復習ではダメなのです。しかし最終テストまでの「△△」が空いている場合は、テスト効果はしっかりと表れました。しかもテストの効果は、「●●」だけでも大丈夫なのです。
   < p51, >p52, >p53, >p54 >

6. 多肢選択式テストを知っていますか？このタイプの問題を使い自分で復習のための小テストを行う場合、その答え合わせにはちょっとした秘訣があります。では、どのような答え合わせの方法が最もよかったのでしょうか？1問終わるたびに正解をチェックしたグループ３よりも、「〇〇」に「◇◇」を答え合わせしたグループ4の方が、最終テストの成績がよくなりました。つまり、答え合わせは「〇〇」にやるべし、という結果が得られました。
   < p57, p58, p59, p60 >

7. なぜすぐに答え合わせをするよりも効果が高いのか、その理由は二つあります。その一つは、「復習の技術」で解説した「〇〇学習」の効果です。つまり、同じテーマを学習するのであれば、「◇◇」行うよりも、「△△」間を空けて行う方が効率がよくなります。答え合わせを「●●」で行うということは、まさにこの「〇〇学習」に他なりません。「◆◆効果」と「〇〇効果」を組み合わせると、それは最強の復習方法になります。もう一つの理由は答え合わせを遅らせている間に、多肢選択肢問題において自分が選んだ誤った解答を「▲▲」時間ができるということです。このために答え合わせの効果が高まるのです。
   < p62 >

8. なぜテスト効果はこれほどまでに劇的な効果を持つのでしょうか？テストに取り組むことにより、脳がその題材を「〇〇」やすくなるのだろうと考えられている。つい最近の研究で、このテスト効果に関連して面白い事実が発見されました。その名も「◇◇効果」。ある題材１を勉強し、そのあとで別の題材２を勉強するとします。このときに、題材１について小テスト形式の「△△」を行うと、題材２のテスト結果が「●●」するのです。実験の結果、「◇◇」（題材１の△△テスト）を行った条件時は、他の条件時よりも成績が「◆◆倍」近くよくなりました。「◇◇効果」の存在は、ある科目の「△△」において小テストをやることで、「▲▲」の成績までもが「●●」してしまうことを意味しています。
   < p66, p67, p68 >

復習リマインダー

　　肥田 亮平

Part1 テクニック編 テストの技術 - まとめ

1. 「〇〇」時に「◇◇効果」を利用すれば効率的に得点をアップできる。
   < p49 >

2. 「〇〇時」に、教科書/参考書/ノートを「◇◇」だけでは頭に残らない。
   < p49 >

3. 復習のための「〇〇」を行う場合は、「◇◇」を空けよう。わかるようになったら「〇〇」はやめてもよい。
   < p49 >

4. 「〇〇」による効果は意外なほど「◇◇」するから、どんどん活用しよう。「〇〇」では、「△△」の中で答えを「●●」だけでも効果があるのだ。
   < p55 >

5. 「〇〇」のための小テストの答え合わせを「◇◇」だけで、効果がある。答え合わせを「◇◇」ことの正体は「△△学習」だ。
   < p64 >

6. 「〇〇学習」と「◇◇学習」の組み合わせが最強の勉強法。
   < p64 >

7. たとえ「〇〇」をしなくても、復習のための「◇◇」には効果がある。
   < p64 >

8. 復習には必ず「〇〇」を利用しよう。「◇◇効果」だけでなく「△△」効果も期待できる。
   < p69 >

復習リマインダー

　　橋爪 由香里

Part1 テクニック編 ひらめきの技術

1. 数学の試験でよい点数がとれる人は、何が得意なのでしょうか。最近の研究から、その答えは「〇〇の◇◇」だ、ということがわかってきました。数学が得意な人は、（たとえ自分では気づいていなくても）チェスの名人のように、数学の問題におけるいろいろな「◇◇」、つまり「〇〇」を「◇◇」しているために、テストのときに問題をスラスラ解くことができるということなのです。逆にいえば、不得意な人には、このような「〇〇の◇◇」が整っていないために、答えがなかなか「△△」。私たちは、数学では順を追って論理的に考えることが重要だと教えられてきましたから、「〇〇」を覚えると目の前に答えが「●●ぶ」といった考え方は画期的です。例えば補助線を使うタイプの問題の場合、引くべき補助線が自然に頭に「●●んでくる」ような人は、いろいろな「〇〇」をより多く「◇◇」しているというのです。こういった新しい考え方をもとにした実験も行われています。この実験から、「〇〇」を分類して「◇◇」する学習法（〇〇分類/◇◇法）を行うと、テストの点数がより高くなることがわかりました。
   < p76, p77, p78 >

2. 「〇〇」の分類と記憶を扱う「〇〇」分類/記憶法のもう一つの利点、それは「◇◇」です。チェスの名人には次に打つべき手が「△△」に見えるそうです。記憶に蓄えられた多数の「〇〇」の中から、正しいと思える「〇〇」が目の前に「●●」現れるからです。そのあとでじっくりと、「見えた手」が本当に正しいかどうか、いろいろな可能性を考えるのです。つまり、「◆◆」に次の手が見えたわけではありません。「〇〇分類/記憶法」のように、「〇〇」を重視した学習を続けると、まさにチェスの名人と同じように、問題を解く「◇◇」が上がっていきます。
   < p79 >

3. 数学の得意な人は、（たとえ本人はそう思っていなくても）、数学における「〇〇学習」が進んでいます。「〇〇学習」とは、ダイヤモンドの品質を鑑定するとか、X線画像から体の問題点を見つけ出すといった技術を習得するための「◇◇的」な学習方法として知られています。つまり、正解に関連した「△△」の情報だけを、たくさんの候補の中から「●●」取り出す能力を高める学習方法なのです。数学に関する「〇〇学習」が進んでいる場合とそうでない場合では、能力にどのような差があるのでしょうか？次のページをみてください。「〇〇学習」が進むと「正解を◆◆する能力」に加えて、「問題を▲▲に解く能力」が向上することがわかります。
   < p80, p81 >

4. 市販の問題集で「〇〇学習」の理論に沿った形で勉強することは、今のところはできません。しかし自分で「〇〇学習」を行うことはできます。その方法とは、例えば志望校の過去問題集の様に問題がテーマごとに「◇◇」されていない問題集を見て、どういう方法で解けるのか、「△△」当てることです。「●●」の答えまで出す必要はありません。そしてすぐに「◆◆」をチェックする。これが重要です。すぐい「◆◆」を知ることを専門用語で「▲▲」といいます。この作業を繰り返すことによって、問題を見ただけで、そこに「××」が見えてくる能力を向上させることができるのです。
   < p82, p83 >

5. 数学は、「〇〇的」に考えようとすると、苦手な人にとっては難しく感じられます。ダイヤモンドの鑑定士になったつもりで、「◇◇」を覚えていきましょう。最後に注意。「△△学習」だけでは不十分です。「●●」をしっかりと覚えないと、最後まで解くことはできません。つまり、今まで通りの学習に加えて、「△△学習」を行うことを忘れないでください。また、「テストの技術」では、答え合わせを「◆◆」と効果的だと開設しました。この方法は、「▲▲学習」により正しい答えをじっくりと記憶に焼き付けるために行います。一方で数学におけるフィードバック作戦は、頭の中に「◇◇」に関するイメージを作り上げていくものです。ですから、「××」をかけずにどんどん答え合わせをしていきましょう。「◇◇」が見えてくるようになったら、通常の問題集にチャレンジし、答え合わせを「◆◆」勉強法、つまり「▲▲効果」を利用した勉強を進めましょう。
   < p83, p84 >

6. ご覧の通り、「〇〇」の方に出てきた単語と「◇◇」の方に出てきた単語がよく覚えられています。「△△」あたりに出てきた単語のことはほとんど覚えていませんでした。このような順番の効果を「●●効果」と呼びます。
   < p87 >

7. なぜ「〇〇効果」が生じるのでしょうか？一つの可能性は、「◇◇」に学習した事柄との「△△」です。中間で学習した内容は、その「◇◇」で学習した内容と「●●」はずです。ですので、「△△」が起こりやすくなります。しかしながら、「◆◆」に学習した事柄は、それより前に学習した事柄と違っている可能性が高いでしょう。例えば科目が違うなどです。つまり、学習や記憶の「△△」が生じにくいのです。「▲▲」に学習した事柄にも同じことがいえますよね。「〇〇効果」を利用するには、しっかり記憶したい項目を「◆◆」や「▲▲」に学習すればよい、ということになります。88ページの実験14の図１を見てもらうとわかるように、真ん中あたりで勉強した内容はほとんど記憶に残らない可能性もあるのです。全部の項目をもらさず記憶したい場合は、毎回同じ「××」で学習するのではなくて。「××」を変えていけばいいのですね。
   < p88, p91, p92, p93 >

8. つまり、「〇〇」だけで難しい問題が解けてしまうことがある、ということです。「〇〇」ことにそんな力があるのでしょうか？今回はこの疑問に取り組んだ研究を紹介しましょう。この実験では、どこに答えが隠されているのかわからない難しい問題に取り組んでいると気には、「◇◇」が「△△き」を与えてくれることがわかりました。ただし、「△△く」ためには条件があります。別の実験参加者が次のような課題を行いました。まず夜にしっかりと寝て、そして朝になったら1回目と2回目の問題を続けて解いたのです。このグループには、簡単な解法に気がついた人はあまりいませんでした。つまりただ「〇〇」だけではダメで、まずは「●●」し、そのあとしっかり「〇〇」ことが必要だということです。
   < p95, p96, p97, p98 >

復習リマインダー

　　並木 祐里

Part1 テクニック編 ひらめきの技術 - まとめ & Part1 テクニック編の復習

1. 数学は「〇〇」記憶で攻略。すぐに「◇◇」を見る「△△作戦」を！
   < p84 >

2. 毎回学習する「〇〇」を変えるべし！
   < p93 >

3. 苦手な科目や項目は、「〇〇」か「◇◇」に勉強してみよう。
   < p93 >

4. 「〇〇」してもいいことはない。しっかり「◇◇」と、試験場では思ったより頭がさえるかも！
   < p99 >

5. テクニック編でのポイントは、「〇〇効果」と「◇◇効果」を利用した復習法こそが最強、という点です。「〇〇効果」を利用することで、よりしっかりと「△△」することができます。なぜなら、「△△」ができあがるためには「●●」かかるからです。「◇◇効果」を利用することで、「△△」した内容をしっかりと「◆◆」ことができます。なぜなら、「◇◇」によって「◆◆力」を高めているからです。
   < p100 >

6. この方法の復習を兼ねて、二つの効果を組み合わせたら成績がどれほど向上するのか、最近の研究を紹介しましょう。まず顔と名前を記憶する学習を行います。復習時には、分散学習/集中学習、小テストあり/小テストなしという4条件を組み合わせます。最終テストの正答率は上記の通りになりました。結果からわかるように、「〇〇学習」をしてしまうと「◇◇」の有無にかかわらず点数があまり上がりません。しかしながら「△△学習」さえしておけば、「◇◇」形式で復習しなくても、「〇〇学習時」より点数が「●●倍」も高くなります。「△△学習」と「◇◇」の組み合わせ、つまり最強の学習方法を実践すると、「〇〇学習」をしたときより「◆◆倍」も点数が上がるのです。たとえ「▲▲」が同じあっても、復習方法の違いでこれだけ差がついてしまうのです。
   < p100, p101 >

7. テクニック編では数学の勉強方法についても開設しました。一つの問題に「〇〇」取り組むのではなく、たくさんの問題の「◇◇」をどんどん見て解答の「△△」を作り上げよう、という意外な方法が効果的だと指摘しました。
   < p101 >

復習リマインダー

　　橋爪 由香里

Part2 メンタル編 ネガティブな気持ちをコントロールする

1. 私たちは、いくつかの「記憶装置」を脳の中に持っています。数学の公式や英単語の意味を何年もの間覚えておくために必要な記憶装置を「〇〇記憶」と呼びます。自動車の乗り方や泳ぎ方のように体で覚える記憶を「◇◇記憶」と呼びます。そして「△△」と呼ばれる記憶装置は、「●●間」重要なことを記憶するために使われます。プレッシャーがかかると、私たちは緊張や「◆◆」を強く感じます。そんなとき、この「△△」が働かなくなるのです。この実験では、「△△」の能力が高い参加者と低い参加者に分け、プレッシャーをかけた状態で数学のテストを行いました。普通に考えると、「△△」の能力が低い参加者のほうがプレッシャーに弱く、テストの点数が下がりそうです。ところが意外なことに、「△△」の能力が高い参加者ほど点数が「▲▲」することがわかりました。つまり、プレッシャーにより「◆◆」を感じた結果、「頭が真っ白」になりテストの点数が「▲▲」してしまうのは、「△△」が働くなるからなのです。
   < p107, p108, p109 >

2. テスト前に感じる強い緊張感や「〇〇感」に打ち勝つ方法はあるでしょうか？臨床心理学と呼ばれる学問分野では、「〇〇感」を取り除く方法がいろいろと考えられてきました。その中の一つに、「〇〇」を感じたりつらく思ったりすることをしっかりと「◇◇」、長い間にわたって感じたことを「△△」とめる、という方法があります。これはとても効果的であることがわかっています。実験の結果、プレッシャーがかかるテスト前に「〇〇」について「△△出し」を行ったグループの得点は上昇し、「△△出し」を行わなかったグループよりもよい結果を出すことができました。またこの方法は、テストに対して強く「〇〇」を感じる参加者に対してより効果がありました。この結果から、テスト前に「〇〇感」を「△△出す」という作業をするだけで、「〇〇」や緊張が弱まり、「●●」をしっかりと働かせることができることがわかりました。この実験が教えてくれるもう一つの重要な点は、「〇〇」を感じているときに、それから「◆◆」たり無理に「▲▲」したりしない方がよい、ということです。意外に思えますが、「〇〇感」と「××」ことがよい結果につながるのです。
   < p111, p112, p113, p114 >

3. なぜ書き出すことで「〇〇感」が減少するのでしょうか？それは、自分の心の中でうずまいている「〇〇」な気持ちを文章にしてしまうことにより、その気持ちがあたかも「◇◇」であるかの様に作りかえられてしまうからなのです。そのために、「△△的」であったはずの「〇〇」な気持ちが、まるで小説を読むように、「●●的」にとらえることができるようになるのです。とても不愉快なことがあったとき、その内容をメールや日記などに書いていると、いつのまにか気分が「◆◆」したといった経験はありませんか？そんなと気には、実は同じ原理が働いていたのです。
   < p114, p115 >

4. 2009年にアメリカで発表された研究から、ライバルの数が「〇〇」と「◇◇」が失せ、その結果として試験の成績が下がってしまうことがある、という事実がわかりました。この実験ではまず、推論能力や数学的能力を試すテストを多数の大学生に行いました。そのときに、多人数の教室でテストを受ける、少人数の教室でテストを受ける、といった様に、同時にテストを受ける学生の人数をいろいろと変えました。その結果、同時にテストを受けた学生の数が「△△」ときほど、テストの成績がよくなることがわかりました。つまり、「●●」の学生とともに一緒にテストを受けたときには、その成績があまり上がらなかったのです。続いてこの研究では、「ライバルは〇〇」という思い込みが成績に影響するかどうかを調べました。この実験から、人数が「〇〇」と成績が下がる理由は、実際に「◆◆」のライバルを目の前にして「▲▲」されたのではなく、「××」による思い込みによるものであることがわかります。こういった人間の心の特徴を逆手にとって、自分は「××」にはだまされないぞ、と考えることが重要です。
   < p117, p118, p119, p120 >

5. さて、期限を自由に決められるBグループの学生たちはどうしたでしょうか。ほとんどの学生は学期の最終日での提出を選びませんでした。ペナルティの可能性があったとしても、先延ばしを防ぐために、みずから早めに期限を設定したのです。このように「〇〇」で期限を決めた効果はあったでしょうか。確かにありました。期限を「〇〇」で設定した学生の方が、期限を全く設定できなかった学生（Cグループ）よりも、宿題の出来は「◇◇」のです。では、学生たちが「〇〇」で設定した期限は適切だったでしょうか？実は、宿題を3回に分けて定期的に提出するよう「△△」的に決められたAグループの学生より、出来は「●●」。しかし、Bグループの中でも、３つの宿題を定期的に出すように「〇〇」で期限を設定した学生たちは、Aグループの学生に同じくらい「◆◆」得点をとりました。つまり、「〇〇」で決める場合でも、その期限が適切であれば効果的なのです。さらに「△△的」に期限を決められたAグループよりも、「〇〇」で期限を決めたBグループの方が、宿題のための勉強を「▲▲」感じていました。こういった気持ちは、勉強を「××」させるうえでとても重要なことです。
   < p124, p125, p126 >

6. 先延ばしはよいことではないと考えられていますが、悪い側面だけではありません。次のページの図を見てください。結果は予想通り、先延ばしをしない学生たちの成績が最も高くなりました。しかし、「〇〇」して先延ばしをする学生たちの成績もさほど悪くありませんでした（数学的には差はありません）。「◇◇」先延ばしをしてしまう学生たちの成績は最も低くなりました。では、「〇〇」して先延ばしをするというのはどういうことなのでしょうか？なぜよい成績をとることができるのでしょうか？その理由を一言でいうなら、「△△」を結果につなげることができる、ということです。「〇〇」して先送りをする人たちは、「◇◇」先送りしてしまう人たちと違い、「先送りすることを自分の●●で決める」、「◆◆が迫るという△△を好む」、「◆◆までに必ず▲▲」という信念を持っています。こう行った考えを持っているからこそ、最後の最後に「××」ことができ、結果として先延ばししているにもかかわらず成績は落ちていないのです。
   < p128, p129, p130 > 

7. もうすぐ期限がくる！という「〇〇」を感じると頭の回転が早くなる人にとっては、「◇◇」して先送りするという方法は悪くはありません。ただし、どのような科目にもこのような考え方当てはまるわけではありません。たくさんの内容を「△△」しなければならない場合は、先延ばししてはダメ。「復習の技術」でも指摘したように、しっかりと「●●」するために「◆◆」を空けて「▲▲」も復習していく必要があります。「〇〇」によって内容がよくなるのは、作文や論文、エッセイなど、自分からわき出てくる「××」が重要になってくるような課題です。こういった課題ではギリギリになるとよい「××」が出てくることもあるので、あえて先延ばしにする、という手も有効といえるでしょう。
   < p131 >

8. 最後に一つ指摘します。課題をあえて先延ばしにする、というのは実は「〇〇」ことです。というのも、先延ばしをしている間、その課題がどうしても「◇◇」に残ってしまうからです。先延ばしをしてよい結果を出せるのは、実はその間に、課題について「△△」からに他ならないのです。実際に別の研究では、先延ばしをしがちな人は「●●」を感じていることが多い、という結果が報告されています。先延ばしは、それが本当に「◆◆」な課題のみにとどめておくべきでしょう。
   < p131, p132 >

復習リマインダー

　　足達 浩明

Part2 メンタル編 ネガティブな気持ちをコントロールする - まとめ

1. プレッシャーで頭が「〇〇」になるのは、脳の「◇◇」機能が低下するからなのだ！
   < p109 >

2. テストの直前に、「〇〇」に感じていることを「◇◇」。そうすれば、「△△」が回復し、頭が動き出す。
   < p115 >

3. 「〇〇」の数にだまされるな。「◇◇」と考えるだけで頭の回転がにぶることがある。「〇〇」については、何も「△△」必要はない。
   < p120 >

4. 自分で「〇〇」を決めて成績アップ。勉強も「◇◇」なる！
   < p126 >

5. 先延ばしは「〇〇」なこともある。しかし「◇◇」をためることもあるので、あえて先延ばしをする場合は課題を「△△」すべき。
   < p132 >

復習リマインダー

　　橋爪 由香里

Part2 メンタル編 ポジティブな気持ちを利用する

1. 実際に、108ページの実験17で見たように、プレッシャーが強くかかると成績が低下してしまいます。プレッシャーにより「〇〇感」や「◇◇感」を感じるようになり、これが「△△」の働きを悪くしてしまうからです。しかしプレッシャーにより「〇〇感」は、それが「●●」なければ、悪い効果ばかりをもたらすわけではないのです。
   < p137 >

2. 「〇〇」すると、私たちの体は変化します。顔や体の温度が高くなる、顔色が赤くなる、手にじっとり汗をかく、心臓の鼓動が速くなる、あるいは体が硬くなるといった変化です。こうした変化には、私たちの体の中に存在する「◇◇」と呼ばれる神経が関係しています。「◇◇」は、「△△」と「●●」という二つの神経系に分かれています。この二つの神経系は常にバランスをとるように働いています。「〇〇」しているときには、「△△系」の働きの方が強く、そのために前途したような体の変化が起きるのです。一方で落ち着いていたり眠かったりするときには、「●●」の方が強く働いています。「△△」の働きが高まると、体や気持ちが「◆◆モード」に変化するといわれています。「◆◆モード」になると、難しい問題に「▲▲」する気持ちがわいてきます。つまり、試験本番で適度に「〇〇」すると、よい結果につながる可能性があります。
   < p139 >

3. 「〇〇」な「◇◇」は実際に成績を上げることを示した実験を二つ紹介しましょう。一つ目の実験では、実験参加者たちは単語を記憶する学習を行ったあとに、それをどれくらい覚えているかに関するテストを受けました。実験の結果、「◇◇」の汗が出ていたからといってテストの成績が下がるわけではないことがわかりました。それどころか、汗が出ている場合の方が、成績が「△△」する傾向にあったのです。つまり、体が「〇〇」に「◇◇」している方が、単語をよく「●●」ことができたのです。二つ目の実験では、「◆◆」と「◇◇」の度合いを直接調べました。108ページの実験１７を思い出してください。この実験から、強い「▲▲」を与えられると実験参加者の「◆◆」が働かなくなることがわかりました。では「〇〇」な「◇◇」を与えるとどうなるでしょうか？この問題を追求したオランダの研究グループは、頭が真っ白になるどころか、ある程度「◇◇」している方が、「◇◇」していないときよりも「◆◆」課題の成績が「△△」することを発見しました。このことから「◇◇」するのは悪いことばかりではないと言えそうです。「〇〇」な「◇◇」は体を「××モード」にするのです。
   < p140, p141, p142 >

4. 147ページを見てください。2010年にアメリカで報告されたこの研究から、点数と「〇〇」の間に明確な関係があることがわかりました。ポイントは「◇◇点数」、つまり、1000点、1100点、1200点といった点数です。このグラフから、「◇◇」一つ手前の点数よりも、「◇◇点数」をとった受験生の数が10%近く多いことがわかります。つまり、「◇◇点数」をとった受験生よりも、「◇◇点数」の一つ前の点数をとった受験生の方が再受験に「△△」であり、その結果として「◇◇点数」をとる受験生が増えたのです。一方で、一度「◇◇点数」に到達すると、それ以上テストを受ける「●●」がなくなるようです。
   < p146, >p147 >

5. アジア系に関する「〇〇」として、「数学が得意」ということはよくいわれます。「〇〇」は、一般的にはあまりよいものではないとされています。個人の能力や考え方をきちんと評価せずに、「数学が得意」といったような「◇◇のレッテル」を貼ってしまうからです。しかしながら、「〇〇」は悪い面ばかりではないようです。自分がアジア系であることを「暗に△△することになった」アジア系アメリカ人学生は、そういった「△△」をしなかった学生よりも、数学のテストで高い得点を取ったのです。「〇〇」がよい方に働き、点数の向上につながったわけですが、別の見方をすると、テストの成績というのは、こういった「◇◇」によっても十分「●●」うることも意味しています。よい「◇◇」が点数を上げるのであれば、悪い「◇◇」はそれだけで点数を「◆◆」効果がある、ということですから。
   < p156, p157 >

6. 今度は、大学生ではなくて、５歳から１３歳という世代に実験に参加してもらいました。参加者全員がアジア系アメリカ人です。さっそく実験の結果を見ていきましょう。162ページの図を見てください。まず5~7歳という一番若い年代でも、「〇〇」の効果がはっきり表れることがわかりました、つまり、人種を「◇◇」するような課題を行ったグループの方が算数の成績が「△△」したのです。同じ傾向が11歳から13歳のグループにも見られます。やはり人種を「◇◇」した質問を受けたグループの得点が高くなりました。その一方で、８〜１０歳のグループでは、他のグループと違う結果となりました。この年代では、事前の質問は必ずしもテストの成績を上げるわけではありませんでした。なぜこの年代だと「△△」の効果が「●●」するのか、その理由はわかっていません。いずれにせよ、「△△」の効果はとても早い時期、つまり「◆◆」に入る前にすでに起きることがわかりました。
   < p163, p164 >

7. スポーツの世界では、レスリングやボクシングの場合、「〇〇」ユニフォームよりも「◇◇」ユニフォームの方が勝率が高くなるという調査結果があります。柔道の場合には、「〇〇」の道着を着ている場合の方が、「△△」の道着を着るよりも勝率が高くなるようです。またテコンドーでは、「◇◇」の防具をつけた方が、「〇〇」の防具よりも得点が高くなる傾向にありました。こういった調査結果から、色は確かに勝敗に何らかの影響を及ぼしているとはいえそうですが、その理由はわかっていません。では、テストの状況において、色の効果はあるのでしょうか？各グループは問題が載っている冊子を渡されますが、グループで違っているのは、タイトル部分の背景色だけです。背景色は、「◇◇」、緑色、灰色の三通りでした。各グループの違いはたったこれだけなのです。実験ではまず、この表紙を「●●」間見るように、高校生に伝えます。その後すぐに解答を開始してもらいます。テストの結果を見ると、驚いたことに、タイトルの背景色が「◇◇」の問題冊子を解いた高校生の点数は、背景色が緑色や灰色と比べて「◆◆」になりました。緑色と灰色の間には成績の「▲▲」はありませんでした。
   < p166, p167, p168 >

8. それにしても、「〇〇」が使われると点数が下がるのはいったいなぜでしょうか？一つの可能性は「〇〇」の持つ意味です。「〇〇」は、あまり「◇◇」ことと関係していることがあります。「〇〇」を見ると私たちは、△△に「◇◇ことをできるだけ、●●」と思うようです。このような気持ちは、難しいことに立ち向かう「◆◆精神」を弱めてしまい、結果としてテストに「▲▲的」に取り組む気持ちを「××め」成績を下げてしまうのかもしれません。この説明は、実がレスリングの例に当てはまります。「〇〇」のユニフォームを着ると、その選手の闘争心が高まるのではなく、「〇〇」のユニフォームを見た選手の気持ちが「××まる」からだ、とも考えられるのです。
   < p169 >

復習リマインダー

　　沢田 絹子

Part2 メンタル編 ポジティブな気持ちを利用する - まとめ

1. 「〇〇」しているときは、体は「◇◇モード」になる。ある程度「〇〇」していた方が、頭の「△△」は速くなる！
   < p143 >

2. 「〇〇」のいい数字の「◇◇」では順位が大きく変わることがある。だから「〇〇」のいい数字を目指そう。
   < p152 >

3. 「〇〇」をあなどるなかれ。良いものも悪いものも影響する。「◇◇」といったネガティブな「〇〇」はNG。「〇〇」の効果は、とても「△△」ときから起こる。
   < p164 >

4. 「〇〇」はテストに効果があるかもしれない。でもほんとうに大事なことは「◇◇」する精神だ。
   < p170 >

復習リマインダー

　　中津川 進一

Part2 メンタル編 成績アップに一番効く心の強さを育てる

1. テストの成績と一番関係が深い要因が何かを明らかにするために行われた研究を紹介します。さて、学年末に得られた成績は、各中学生のどのようなデータと関係していたでしょうか？直感的には「〇〇」が一番関係していそうですが、実はそうではありませんでした。一番関係があったのは、「◇◇の強さ」だったのです。結果からわかるように、定期テストの平均や進学する高校の「△△」は、「〇〇」よりも「◇◇」の強さの方が関係が深かったのです。つまり、「◇◇」が強い生徒はテストの「●●」が高かったり、「△△」の高い高校に行くことができた、ということです。同様に、「◆◆」に使った時間の多さや「▲▲日数」の少なさ、「××」を見る時間の少なさも「◇◇」が深く関係していました。アチーブメントテストの場合は、「◇◇」だけでなく「〇〇」も同じくらい関係していました。その理由は、アチーブメントテストの問題形式が知能テストとよく似ているからだと考えられます。
   < p175, p176, p177, p178, p179 >

2. 利益が2倍になる未来のために、目の前のお菓子を「〇〇」することができる子供は、たとえ将来２倍になるとわかっていても「〇〇」できない子供と何が違うのでしょうか？その答えは「◇◇の△△方」にあります。「〇〇」できない子供は、目の前にあるお菓子の「甘さ」や「おいしさ」に「◇◇」を「△△」ていました。こういったお菓子本来の性質を、「●●」な特徴といいます。一方で長い時間「〇〇」できた子供は、お菓子の形や色に「◆◆」していました。例えば、マシュマロを「雲」に見立てて想像遊びをしながら「〇〇」するのです。形や色といったお菓子本来の性質（甘さ、おいしさ）とは直接関係ない特徴を、「▲▲」な特徴といいます。つまり、「〇〇」できない子供は「●●」な特徴に「◇◇」を「△△」てしまう一方で、「〇〇」できる子供は自分で見つけ出した「▲▲」な特徴に「◇◇」を「△△る」ことができるのです。こういった方略は、教えればできるものでしょうか？つまり、「▲▲」な特徴に「◆◆」してやるように教えれば、「〇〇」できる時間は延びるでしょうか？結果を見てください。指示の効果は明らかでした。「▲▲」な特徴に「◆◆」するよう指示すると、かなり長い間「〇〇」することができるようになりました。つまり何に「◇◇」するかということを意識的に変えるだけで、「××」を高めることができるのです。
   < p181, p182, p183 >

3. なお、この実験に参加した子供たちは、ずっとあとになっても、「〇〇」に関するいろいろな実験や参加しました。その結果、「◇◇」歳のときにより長く「◇◇」できた子供の方が、SATの成績がよかったことがわかりました。またこの子供たちが４０歳を過ぎたころに、脳活動を計測しました。すると、よく「◇◇」できた子供の方が「△△」の働きがよいことがわかりました。「◇◇歳」のころの「〇〇」の強さは大人になっても大きな影響を及ぼしているのです。ではお菓子を「◇◇」するといった特定の状況ではなく、どんなときにも通用するように、「〇〇」全般を自分で強くすることができるでしょうか？この答えもイエス、です。
   < p182, p184 >

4. 筋肉の強さには生まれつき個人差があるでしょう。しかし、ちゃんとトレーニングをして鍛えれば、誰でも確実に筋肉を強くすることができます。同じように、生まれつき「〇〇」が強い人もいれば、「〇〇」が弱い人もいるでしょう。しかし、「〇〇」は筋肉と同じということであれば、「◇◇」れば誰でも「〇〇」を強くすることができるはずです。そもそもなぜ「〇〇」は筋肉と似ているかを説明します。筋肉は運動で使えば使うほど、次の運動が上手にできなくなります。同じ考え方が「〇〇」にも当てはまることが、いろいろな心理実験からわかっています。例えば、「〇〇」を必要とする課題を行います。この「〇〇」を減らす課題に取り組んだあとで、全く違うタイプの「△△」課題にチャレンジしたとします。すると、その二つ目の課題への「●●力」が続かなくなってしまうのです。激しい運動後は筋肉が疲れて働かなくなってしまうのと同じように、「△△」課題において「〇〇」も「◆◆」しずらくなるのです。
   < p186, p187, p188, p189 >

5. 筋肉のもう一つの特徴、それは「〇〇れば〇〇るほど」強くなるということです。「◇◇」にもこういった特徴があるのでしょうか？かなり凝った実験ですが、そのポイントは次の2点です。1点目は、「△△」により「◇◇」が強まったという結果が得られたこと。2点目は、効果的であった「◇◇」「△△」の内容と、「◇◇」を測定した課題の内容は全然「●●」ということです。これも筋肉のトレーニングとよく似ています。この実験では、「◆◆」をよくする、「▲▲」を持つようにする、「××」をつけるといった、毎日コツコツ意識しながら続けることで「◇◇」を高めました。その結果、「△△」とはずいぶん異なる課題において「◇◇」を発揮できました。最後にアドバイスを。意識して「◆◆」をよくするとか、「▲▲」を持つといった日頃の生活態度で「◇◇」が強まり、結果として成績がよくなるのであれば、試してみない手はありませんよね。
   < p190, p191, p192 >

復習リマインダー

　　橋爪 由香里

Part2 メンタル編 成績アップに一番効く心の強さを育てる - まとめ - Part2 メンタル編の復習

1. 成績には、IQよりも「〇〇」できる心！！「◇◇」の方が重要だった。「〇〇」できなくなったら、意識して「△△」な特徴に「●●」を向けるべし。「◇◇」は人生で「◆◆」するためのカギだ。
   < p184 >

2. 自制心＝「〇〇」。使いすぎると「◇◇」が、「△△」で鍛えられる！日常の「●●」を少しだけ、「◆◆」して変えてみよう。それだけで試験本番で「▲▲」になれる。
   < p193 >

3. 「〇〇」で何も手がつかないという場合は、それを「◇◇」手法を使ってみましょう。極度に「◇◇」する場面では私もこの方法を使っているのですが、効果は確かにあります。なお、「△△」に関する考え方や、「●●」といったものは実は錯覚である、という点は重要です。自分が錯覚を抱いているということがわかっていれば、自分でその考えを「◆◆」ことができるからです。
   < p194 >

4. 最後に、試験の点数に関する「〇〇」を紹介しましょう。ある模擬試験でとてもよい点をとったとします。気分もよくなり、希望が見えてきます。ところが、その次の模擬試験ではあまり点数がよくありませんでした。気分は落ち込みますよね。まるで自分の学力が落ち始めたような感覚を抱きます。しかしそれは「〇〇」なのです。定期的に試験を受けていれば、点数は「◇◇」しながらも、その人なりの「△△」へと戻っていきます。これを「●●」と呼びます。ですから、1回の試験における点数の「◇◇」動で悩んだところで、意味はありません。「点数が下がった＝学力が下がった」と考えてしまうのだとすれば、それは脳の「〇〇」なのです。
   < p194, >p195 >

復習リマインダー

　　四元 泰久

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