インタビューから学んだこと
インタビュー結果の集計が終わったらこの記事で報告します。
ご意見等ございましたらコメント欄からお願いします!!
2018/04/06のインタビュー集計結果
東大生20人へのインタビュー結果
— かわんじん@カーネマンの妖怪少女 (@kawanjin01) 2018年4月6日
教科書含む一日の平均読書時間 2時間36分
講義・試験における教科書利用状況 使う47% 使わない52%
読書に求めるもの 体験39% 知識61%
テスト効果について 知らなかった100% 納得・実感する100%#はじめてのツイート #東大生
TestingBookを利用したいと思うか?
— かわんじん@カーネマンの妖怪少女 (@kawanjin01) 2018年4月6日
利用したい:15人
利用したくない:3人
無回答:2人
このたびは東大生の75%から「TestingBookを利用したい」という声をいただけました!
インタビューにご協力いただいた方、ありがとうございました!!
DM・メールからでもご助言・ご批判などお待ちしています
2018/04/23のインタビュー集計結果
4/23では、https://prottapp.com/p/cee7dcを使ってもらってから、インタビューに答えてもらいました。
東大生20人&京大生1人への教科書の利用状況の調査結果。
— かわんじん@カーネマンの妖怪少女 (@kawanjin01) 2018年4月24日
「入手方法」
生協 100%
Amazon 24%
図書館 5%
古本屋 5%
「講義での利用状況」
使う 14%
使わない 76%
場合による 10%
「試験での利用状況」
使う 52%
使わない 10%
場合による 38%
「教科書を読む場所」
— かわんじん@カーネマンの妖怪少女 (@kawanjin01) 2018年4月24日
電車の中=14%
図書館=29%
自宅=14%
研究室=5%
決まっていない=52%
「教科書を学ぶ上で困っていること」
内容の分かりにくさ=10%
内容を忘れる=5%
問題の解答が不親切=10%
内容が充実していない=5%
特にない=33%
「教科書を学ぶ工夫」
— かわんじん@カーネマンの妖怪少女 (@kawanjin01) 2018年4月24日
要約/解釈=24%
マーク=24%
書き込み=10%
手を動かす=10%
読み返す=10%
他の図書を参考にする=10%
ノートを作る=14%
わからない部分を教えてもらう=5%
なし=19%
「テスト効果を知っているか?」
知らない=100%
「テスト効果に納得するか?」
納得する=81%
納得しない=19%
続いて、プロトタイプを使ってもらったインタビュー
— かわんじん@カーネマンの妖怪少女 (@kawanjin01) 2018年4月24日
「テストを解きたいか?」
解きたい=81%
解かない=19%
「テストを作りたいか?」
作りたい=52%
作らない=38%
わからない=10%
「質問をしたいか?」
質問したい=76%
質問しない=24%
「質問に答えるか?」
答える=48%
答えない=48%
わからない=4%
「テストと質問のどちらがより重要だと思うか?」
— かわんじん@カーネマンの妖怪少女 (@kawanjin01) 2018年4月24日
テスト=29%
質問=43%
どちらも重要=10%
無回答=19%
「TestingBookを使いたいと思うか?」
使いたい=71%
ユーザーが増えたら使いたい=10%
使わない=19%
以上です!
インタビューにお付き合いいただいた方ありがとうございました!!
ユーザビリティーテストからの反省点
中央図のテストや質問に移行するボタンでは、かなりの人が見落としていた。
これはボタンがボタンとして目立っていないことが原因にある。
また、ボタンに気づいていた人も、これらのボタンを押さなかった。
なぜかというと、「何を意味しているか、何が起こるか予想できなかったから」らしい。
これらから学んだ反省点は、まずボタンを目立たせること。
そして、ボタンのラベルを「名詞」ではなく、押した結果を予想させる「動詞」で表現することだ。
「テスト」「質問」ではなく、「テストを解く」「質問をみる」という形にしよう。
ユーザーの中には、本の表紙を執拗にタップする人も多かった。
やはり画面の中では表紙が一番目立つからだろう。人間は目立つものをタップしたがるらしい。
ここから学べることは、本の表紙にも何かしらのアクションを用意することだが、TestingBookの場合、そのタップで本の本棚への登録を促せるといいかもしれない。本棚のボタンもかなり見落とされていた。
目立つといっても、左のような形だと、押されないことも多いらしい。ボタンだとすぐに判別できないからだ。
教訓
ユーザビリティーテストをしないデザイナーは、知識の呪縛に囚われる。*1
デザイナーがいくら「使いやすい」と思っていても、そんなものは当てにならない。
今回のインタビューでは期せずしてそれを悟ることができた。
自分がバイアスに囚われていたことに気づくのは、不快な反面、知的な驚きが得られて楽しい。
ユーザーからのアドバイス
ユーザーから、質問やテストを作るなら何か報酬が欲しい、あるいはあった方がいいという助言をいただいた。
なるほど確かに。
ユーザーの多くは「ポイント」という言い方をしたが、teratailのバッジのようなものでもいいだろう。
https://teratail.com/users/01TestingBook/Badge
実際やってみると、高評価は承認欲求を満たしてくれるし、そうした承認欲求に繋がる行動を運営から与えられるバッジという「達成できそうな小さな目標」で促されると、目標を達成してやろうという気持ちになる。つまり、行動を促せる。
*1:ココロの盲点p163,p164,p165